私たちが目指す鳥羽市

若者が住みやすい町

首都圏に生まれ育ったため、地方出身の人が都会に出てくるのは田舎が嫌いだからなんだと思っていました。でも、本当は自分の生まれ育った場所が大好きだけど、希望の職業やライフスタイルを求めて離れる人が多いことを知りました。若者にとって魅力的な生活圏を作っていくべく、鳥羽市だけでなく周辺市町と協力すること、Uターンの奨励などを通して、本当は鳥羽に住み続けたい若者が充実して暮らしていけるまちを目指します。

ジェンダー平等

個人の特性や考え方を大切にし、性別役割意識にとらわれない働き方やライフスタイルができる社会を目指します。例えば、キャリアを途絶えさせることなく働きたい女性がフルタイムで働けたり、育児中の男性が時短勤務ができたりするのが当たり前になることが、ひいては社会全体の利益になります。そのためには、市内事業所における従業員の男女間格差についての実態調査を行い、適切な目標設定をした上で市民や事業者への啓発を行なっていくことを進めます。

また、現在鳥羽市では同性パートナーシップ制度は導入されていません。三重県パートナーシップ宣誓制度を利用すれば、市営住宅への入居や医療機関での面会など、婚姻関係にある異性カップルと同様の扱いを受けることができますが、果たしてそれで十分でしょうか?県よりも身近な鳥羽市に同性パートナーシップ制度をつくることで、当事者の方たちが安心して鳥羽で暮らせるという気持ちを後押しし、またそれ以外の方たちへの理解を広げます。

安心して子育てできる
環境づくり

保育施設における事故や事件などが話題になるたびに、一人の親としてとても胸が痛みます。大切な子どもたちを安心してあずけるためには、保育に携わる人たちの労働環境が良いことが絶対条件です。70年前から変わらない国の基準と同じ保育定数の見直し、賃上げによる人員確保、定期的なストレスチェックやメンタルヘルスケア研修、フレキシブルな労働時間など、保育士さんたちが負担なく子どもたちと向き合える環境作りを推し進めます。

気候危機への
アクション

漁師さんや海女さんが活躍する海をはじめとする自然が豊かな鳥羽では、その変化を敏感に感じ取っている人も多いのではないでしょうか?気温の上昇や生態系の変化などの気候危機は、国や大企業だけの責任ではなく、現代社会を生きる私たちひとりひとりの問題です。鳥羽市は昨年12月にゼロカーボンシティ宣言を行いました。CO2排出量の削減や海の環境改善など、市の取り組みを強化していくと共に、住民全体の意識のアップデートを目指します。